さて、初めての邦楽レビューです!!
SOULHEADについて。
写真は、シングルStep To the New Worldのものです。

最初に聴いたのは、CD店の視聴コーナーだったと思います。
んで、Step To the New Worldにまず、ビックリ。
うわ!日本人もここまで来たか・・・と思いましたね(^_^;)。
ものすごいGroove感っていうのかな。
日本人離れしてるって、こういうのかな・・・と。

みなさんご存知だと思いますが、SOULHEADは、北海道出身の姉妹デュオです。
姉妹だから声が似てるのは当然なんだけど、それがね、重なりあったときのグルーヴ感といったら、すごいです。
姉のYOSHIKAの歌と、妹TSUGUMIのラップの組み合わせ。
わたくし的には、R&B関連の日本人アーティストの中でも、国内屈指じゃないかと思いますよ。

ふたりとも、高校時代に留学経験があるとか。
でもね、ちょっと留学したからって、ここまで英語がうまく歌えるはずはないんですよ。
持論ですが、英語の音をそのまま再現できるってのは、「耳の良さ」なんですね。
つまり、天性のもの。
かの美空ひばりが、英語なんて喋れないのに、ジャズのスタンダード歌わせたら、ビックリするくらいの発音の良さだった・・・ってのと一緒です。
どんなに頑張っても、ジャパニーズ・イングリッシュから脱することができない人っているわけです。

でもこのふたりは、ちょっと留学しただけで、ネイティブに聞こえるくらいの英語センスを身に着けてるし。
高校時代から、既存の音楽を組み合わせて、独自のトラックを作っていたとか。
もう、半端じゃないくらいの音感があるんだろうな、と思います(^^)。

さて、デビューアルバムのOh My Sisterですが、はっきり言って、捨て曲ないくらいの出来だと、私は思ってます。
その中でも、デビュー曲Step To The New Worldと、LOVER,KNIGHT,MANはサイコー!!
ラップヴァースとコーラスのバランスが良くて、聴いてて気持ちいいです♪

あまりにデビューアルバムが良かったので、セカンドアルバムのBrainedもレンタルして聴いたのですが・・・。
うーん。まず、CCCDであるってことでマイナス1。
それと、敢えて日本語歌詞を増やしたらしいのですが、それがなんだかね、どうなんでしょ?みたいな感じで(^_^;)。
Blackテイストが落ちてる・・・みたいな印象でした。
ポップな感じっていうんでしょうかね。
宇多田ヒカル路線っていうと、わかってもらえます??(笑)。
いや、ヒカルちゃんは、私は好きなんですよ。
でも、SOULHEADには、もうちょっと黒い感じでいて欲しいなあ。。
そうは言っても、セカンドアルバムの方もYou Can Do Thatとか、No Wayとか、良い曲もあるんですけどねー。

でも、他に類を見ないヴォーカルとGROOVEなので、今後も期待大!のアーティストであることは確かです(^^)。

追記:ついでに、持論かましてヨカですか?(小林よしのり風に(笑)。
宇多田ヒカルとMISIAは、いつからポップなバラード歌手になったんだーー??
あの人達の持ってる声質から考えて、もっと黒い方で行ってよ!!
初期のR&Bテイストがゼロになってません?
あああああ!!つまんねー!!

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