映画レビュー「BOYZ N THE HOOD」
2004年10月7日 映画
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 1998/10/23 ¥3,990
今さら・・・と思われるかもしれませんが、「フッドモノ」の傑作・ボーイズンザフッドのレビューです。
もう10年以上も前の作品で、昔も見たような気もするのですが、今回見たような感動を覚えた記憶はないですね(^_^;)。
やはり、見る時期やタイミング、自分の環境みたいなものによって、同じ作品に対する感想も違ってくるのだと思います。
RAPに描かれている世界についていろいろと考え、自らも家庭を持ち、子どもがいる状況でこの映画を見ると、ホントに切ない映画です。
この映画の監督が、実体験に基づいて製作したという、LA・サウス・セントラルの黒人居住地区のお話。
毎日、外では銃声とヘリコプターの音、パトカーのサイレンが鳴り響く環境。
そんな中、子ども達は仲間とともにストリートで遊び、成長するにしたがって、ドラッグや万引きなどの犯罪に手を染めていきます。
・・・って、この時点でもうため息ですね。
とっくにわかってたことでも、やはり悲しすぎます(涙)。
日本にそういう環境の場所ってあるんでしょうか?
仮にあるとしても、自らがそういう環境に飛び込んでいかない限り、普通の住宅街ではほとんどあり得ないですよね。
アメリカのギャングスタ・ラップが、まさに「リアル」なんだなと、改めて気づかされます。
「他人の不幸を見て、自分の幸福に気づく」というのは、いやらしい発想なんですけど、とりあえずは、銃やドラッグがない場所で子どもを育てられるということに、感謝せざるを得ません。
けれども、生まれてからずっと、この環境にいなくてはならない人もいるんですよね(T_T)/~~~。
ただ、この映画の中では「大人の男になるための手助けをする父親の必要性」や、「同胞を殺しあうことがいかにナンセンスであるか、知識を持つことが大事」といったメッセージがちゃんとあるので、ちょっと「救い」があります。
けど、とりあえずは「銃」じゃないかと思うんですよね。。。
あんなに簡単に人を殺せてしまうような道具を、普通に売ってるなんて、やはり信じられません。
ちょっとしたいざこざや恨みが、イコール「銃で殺してしまえ」という発想になってしまう。
しかも、それが大きなニュースにもならず、殺人を犯したグループが、平気で近くのレストランで食事してるんですよ(^_^;)。
「警察は犯人を追わないのか?」という疑問も生じてきます。
この映画からだいぶ年月が経って、少しは状況が改善されているのでしょうか。
けれども、「憎しみには憎しみで報復する」という戦争を、アメリカのリーダー自らが行なっている現状では、そう変わってないのかな。
少なくとも、マイケル・ムーア監督などが「アメリカの狂った事実」に着目し、かなり問題点に突っ込んだ作品なども作っていますし、少しずつ意識が変わっていけばいいのですが。。。
「憎しみを取り除く努力」というか、そちらの方向性に向いてくれれば・・・と願うばかりです。
最後になりましたが、ICE CUBEが準・主役で出てますね。主役のトレ役の子より魅力的でした(^^)。
meg’s ratingは4つ星☆☆☆☆。
今さら・・・と思われるかもしれませんが、「フッドモノ」の傑作・ボーイズンザフッドのレビューです。
もう10年以上も前の作品で、昔も見たような気もするのですが、今回見たような感動を覚えた記憶はないですね(^_^;)。
やはり、見る時期やタイミング、自分の環境みたいなものによって、同じ作品に対する感想も違ってくるのだと思います。
RAPに描かれている世界についていろいろと考え、自らも家庭を持ち、子どもがいる状況でこの映画を見ると、ホントに切ない映画です。
この映画の監督が、実体験に基づいて製作したという、LA・サウス・セントラルの黒人居住地区のお話。
毎日、外では銃声とヘリコプターの音、パトカーのサイレンが鳴り響く環境。
そんな中、子ども達は仲間とともにストリートで遊び、成長するにしたがって、ドラッグや万引きなどの犯罪に手を染めていきます。
・・・って、この時点でもうため息ですね。
とっくにわかってたことでも、やはり悲しすぎます(涙)。
日本にそういう環境の場所ってあるんでしょうか?
仮にあるとしても、自らがそういう環境に飛び込んでいかない限り、普通の住宅街ではほとんどあり得ないですよね。
アメリカのギャングスタ・ラップが、まさに「リアル」なんだなと、改めて気づかされます。
「他人の不幸を見て、自分の幸福に気づく」というのは、いやらしい発想なんですけど、とりあえずは、銃やドラッグがない場所で子どもを育てられるということに、感謝せざるを得ません。
けれども、生まれてからずっと、この環境にいなくてはならない人もいるんですよね(T_T)/~~~。
ただ、この映画の中では「大人の男になるための手助けをする父親の必要性」や、「同胞を殺しあうことがいかにナンセンスであるか、知識を持つことが大事」といったメッセージがちゃんとあるので、ちょっと「救い」があります。
けど、とりあえずは「銃」じゃないかと思うんですよね。。。
あんなに簡単に人を殺せてしまうような道具を、普通に売ってるなんて、やはり信じられません。
ちょっとしたいざこざや恨みが、イコール「銃で殺してしまえ」という発想になってしまう。
しかも、それが大きなニュースにもならず、殺人を犯したグループが、平気で近くのレストランで食事してるんですよ(^_^;)。
「警察は犯人を追わないのか?」という疑問も生じてきます。
この映画からだいぶ年月が経って、少しは状況が改善されているのでしょうか。
けれども、「憎しみには憎しみで報復する」という戦争を、アメリカのリーダー自らが行なっている現状では、そう変わってないのかな。
少なくとも、マイケル・ムーア監督などが「アメリカの狂った事実」に着目し、かなり問題点に突っ込んだ作品なども作っていますし、少しずつ意識が変わっていけばいいのですが。。。
「憎しみを取り除く努力」というか、そちらの方向性に向いてくれれば・・・と願うばかりです。
最後になりましたが、ICE CUBEが準・主役で出てますね。主役のトレ役の子より魅力的でした(^^)。
meg’s ratingは4つ星☆☆☆☆。
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映画レビュー「Tupac : Resurrection」
2004年9月14日 映画
話題のドキュメンタリー映画、2Pacの生涯を描いたResurrectionのご紹介です(^^)。
サブタイトルのIn His Wordsが示す通り、この映画のスゴイところは、何と言っても、2Pac自身が、自分の言葉でナレーションをしていることでしょう。
恐らく、生前に受けたインタビューやプライベートな録音を駆使して構成したものだと思いますが、ホントに膨大な量だったと思うので、よくまあ、ここまで集めて作ったなあ・・・と感心せずにはいられません。
いきなり、I Got Shot「俺は撃たれた」という言葉で始まるからビックリ!!
これはもちろん、死因となった銃弾ではなく、亡くなる2年近く前に撃たれた後に語った言葉を使用したものと思われます。
その他にも、他人を批判する映像に重ねて、「若気の至りだった」「撤回したいことがたくさんある」などと、2Pac自身が語ってるんです。
まるで、今でも本当に生きているか、もしくは天国から自分のしてきた行ないを見て、今現在反省してるように聞こえます。
だからこそ、Resurrection(よみがえり)というタイトルなのだと思います。
彼のお母さんであるAffeni Shakurがプロデュースした作品であるため、もちろん、故人である息子への愛情は十分に感じられます。
だからといって、ただ2Pacを絶賛する内容になっていないところが、この作品の素晴らしさのひとつです。
自分の生まれ、生い立ち、家族のこと、高校時代(ボルチモアのアートスクール)での様子、デビューするまでのエピソード、デビューしてからのインタビュー、さまざまな裁判や事件について、彼自身の映像や写真、またその時代に起こった出来事のニュース映像などを織り交ぜながら、2Pacのナレーションで語られていきます。
そこには、極端な脚色はないように感じられました。
2Pac本人も繰り返し言っているI am REAL(俺はリアルな存在である)という言葉を証明するかのように、「欠点もたくさんある、成長過程のひとりの人間」である彼の姿が映し出されているのです。
豪快に笑う姿や、女性に囲まれて照れている2Pacは、とても魅力的だし、シャイな普通の青年に見えます。
同時に、批判されたり、ゲットーでの生活改善を求めて熱くなっているときの彼は、雄弁というかへらず口というか、「そこまで言わなくてもいいのに」とあきれ返るようなワイルドさです(^_^;)。
この二面性を見て、「後はみなさん、自分で判断して、彼という人間を感じてください。」というメッセージが、そこにはあるような気がします(^^)。
私自身は、まだ2Pacのファン暦も浅く、生存していたころの彼も知らないような初心者です。
けれども、このドキュメンタリーを見て、ますます彼が好きになりました(^^)。
うーん。「好き」という言葉はあまりに軽いかな・・・。
「尊敬」と「親近感」を両方感じるような、魅力的な存在といったらいいのでしょうか。
ただ、この映画に描かれている黒人社会の現実を見ることは、なぜこんなにも多くのラッパーがゲットーから出てくるのかを知る上でも、ラップのリリックを理解する上でも、かなり参考になるかと思います。
2Pacファンでなくても、HipHopが好きだという方には、ぜひ見てほしい、貴重な映画ではないかと思います(^^)。
最後に特典画像について。
彼の大親友であったジェイダ・ピンケット・スミス(ウィルスミス夫人)のインタビューなど、インタビューが多く収録されています。
特にお勧めは、ボツになってしまったという、MTVによる2Pac本人へのインタビュー。
彼の熱い思いが改めて感じられます。
サントラ盤に参加したEminemや50Centも登場しますが、1分に満たない程度の時間なので、そこはあまり期待しないように(笑)。
なんだか冷静なレビューになってしまいましたけど、実はちっとも冷静じゃありません。
ただ、サイコー!とか、感動!とか、そういう言葉では語りたくなくって、でもどうやって感動を伝えたらいいのかもわからず・・・つまらないレビューになってたらごめんなさい。
meg’s ratingは5つ星☆☆☆☆☆なんですが、評価もしたくないかも。
言い過ぎては反省して、やりすぎては後悔して、自らも「ショーンペンやトラボルタだって、昔はワイルドだったんだ。それが今では素晴らしい人間になってる。俺も、そんな風に成長していきたいんだ」と語ってた2Pac。
なんで、その姿が見れなかったんだろう・・・って思うとね・・・。
評価したくなかった理由がわかりました。
映画の中で、あんなにイキイキと雄弁に語ってた彼が、今はもう故人であるということが、悲しすぎたみたいです。
これ以上書くと泣きそうなので、この辺で。
***昨日、9月13日はPacの命日です。
サブタイトルのIn His Wordsが示す通り、この映画のスゴイところは、何と言っても、2Pac自身が、自分の言葉でナレーションをしていることでしょう。
恐らく、生前に受けたインタビューやプライベートな録音を駆使して構成したものだと思いますが、ホントに膨大な量だったと思うので、よくまあ、ここまで集めて作ったなあ・・・と感心せずにはいられません。
いきなり、I Got Shot「俺は撃たれた」という言葉で始まるからビックリ!!
これはもちろん、死因となった銃弾ではなく、亡くなる2年近く前に撃たれた後に語った言葉を使用したものと思われます。
その他にも、他人を批判する映像に重ねて、「若気の至りだった」「撤回したいことがたくさんある」などと、2Pac自身が語ってるんです。
まるで、今でも本当に生きているか、もしくは天国から自分のしてきた行ないを見て、今現在反省してるように聞こえます。
だからこそ、Resurrection(よみがえり)というタイトルなのだと思います。
彼のお母さんであるAffeni Shakurがプロデュースした作品であるため、もちろん、故人である息子への愛情は十分に感じられます。
だからといって、ただ2Pacを絶賛する内容になっていないところが、この作品の素晴らしさのひとつです。
自分の生まれ、生い立ち、家族のこと、高校時代(ボルチモアのアートスクール)での様子、デビューするまでのエピソード、デビューしてからのインタビュー、さまざまな裁判や事件について、彼自身の映像や写真、またその時代に起こった出来事のニュース映像などを織り交ぜながら、2Pacのナレーションで語られていきます。
そこには、極端な脚色はないように感じられました。
2Pac本人も繰り返し言っているI am REAL(俺はリアルな存在である)という言葉を証明するかのように、「欠点もたくさんある、成長過程のひとりの人間」である彼の姿が映し出されているのです。
豪快に笑う姿や、女性に囲まれて照れている2Pacは、とても魅力的だし、シャイな普通の青年に見えます。
同時に、批判されたり、ゲットーでの生活改善を求めて熱くなっているときの彼は、雄弁というかへらず口というか、「そこまで言わなくてもいいのに」とあきれ返るようなワイルドさです(^_^;)。
この二面性を見て、「後はみなさん、自分で判断して、彼という人間を感じてください。」というメッセージが、そこにはあるような気がします(^^)。
私自身は、まだ2Pacのファン暦も浅く、生存していたころの彼も知らないような初心者です。
けれども、このドキュメンタリーを見て、ますます彼が好きになりました(^^)。
うーん。「好き」という言葉はあまりに軽いかな・・・。
「尊敬」と「親近感」を両方感じるような、魅力的な存在といったらいいのでしょうか。
ただ、この映画に描かれている黒人社会の現実を見ることは、なぜこんなにも多くのラッパーがゲットーから出てくるのかを知る上でも、ラップのリリックを理解する上でも、かなり参考になるかと思います。
2Pacファンでなくても、HipHopが好きだという方には、ぜひ見てほしい、貴重な映画ではないかと思います(^^)。
最後に特典画像について。
彼の大親友であったジェイダ・ピンケット・スミス(ウィルスミス夫人)のインタビューなど、インタビューが多く収録されています。
特にお勧めは、ボツになってしまったという、MTVによる2Pac本人へのインタビュー。
彼の熱い思いが改めて感じられます。
サントラ盤に参加したEminemや50Centも登場しますが、1分に満たない程度の時間なので、そこはあまり期待しないように(笑)。
なんだか冷静なレビューになってしまいましたけど、実はちっとも冷静じゃありません。
ただ、サイコー!とか、感動!とか、そういう言葉では語りたくなくって、でもどうやって感動を伝えたらいいのかもわからず・・・つまらないレビューになってたらごめんなさい。
meg’s ratingは5つ星☆☆☆☆☆なんですが、評価もしたくないかも。
言い過ぎては反省して、やりすぎては後悔して、自らも「ショーンペンやトラボルタだって、昔はワイルドだったんだ。それが今では素晴らしい人間になってる。俺も、そんな風に成長していきたいんだ」と語ってた2Pac。
なんで、その姿が見れなかったんだろう・・・って思うとね・・・。
評価したくなかった理由がわかりました。
映画の中で、あんなにイキイキと雄弁に語ってた彼が、今はもう故人であるということが、悲しすぎたみたいです。
これ以上書くと泣きそうなので、この辺で。
***昨日、9月13日はPacの命日です。
映画レビュー「ポエティック・ジャスティス」
2004年8月7日 映画
VHS ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 1994/08/21 ¥16,590
さてさて、久しぶりの映画レビューです。
画像が出てこなくて、ちょっと残念。
たまたま、今日レンタル店で見つけたのが、このビデオ。
Janet Jackson主演の、ちょうど10年前の映画です。
ちょっと手に取ってビックリ!!共演が2Pacじゃないですか!!
タイトルは聞いたことはあったけど、内容は全く知らないままに見ました。
星で言うと、4つですね☆☆☆☆。
私の基準で言うと、
5つ星→サイコー!!
4つ星→なかなかいいんじゃない??
3つ星→まあ、それなりに。見て損はない程度で。
2つ星→見なくてもいいかも。ちょっと時間の無駄。
1つ星→最低。
っていう感じです。
映画として見たときに、この映画に4つ星つける人は、とりあえず出演者の豪華さへの評価だと思います。
でも私はね、ストーリーとか全体を評価して4つという高得点だったんですよ(^^)。
とりあえず、映画全体に流れてる音楽が◎。
HipHopやR&Bのバラード中心だから、私としては当然ですね(笑)。
それと、黒人の方々の生活全般が、身近に描かれてて、大げさじゃなく共感できる感じが、かなりGOOD。
途中からいきなり、ロードムービーっぽくなるんですよね(笑)。
その中で、男女二組がケンカしながら、自分の気持ちに向き合うっていう過程も、なかなか自然な感じでした。
10年前のジャネットは、やっぱ若い!
兄妹だけあって、ホントにマイケルと似てますよね〜。
けっこうキュートな感じでね。
題名の「ポエティック」が示す通り、詩を書く女性の話です。
この詩がまたいい感じなんですよ。
等身大の自分を表現した感じで、クサさはないです(笑)。
こういう詩なら、自分も書いてみたいし、歌詞やラップのリリックにしてもアリかなと思いました(^^)。
で、2Pacですが、歌ったりラップするシーンは一切なし。
ホントに役者としてだけ、出てるんですよ。
役者としての評価は、正直、普通ですね(^_^;)。
彼はラップしてた方がカリスマ性出てるような気がします。
もちろん、故人として見ると、いろいろ郷愁は感じられるんですがけどね。
8マイルは、エミネム抜きでは考えられない映画でしたが、この映画は、2Pac共演でなくても成り立ったかなあ・・・という感想でした。
客寄せで、当時人気だった2Pacは必須だったのかもしれないけど、他の黒人俳優さん、たとえばデンゼル・ワシントンあたりでもOKだったかも(^^)。
総評としては、Janet Jacksonと2Pacファンは必見。
そうでない人は、お暇つぶし程度に・・・ですね。
青春ラブストーリーとして見るなら、悪くはないですよ(^^)。
暗く凄惨な気持ちになるような、ギャング映画ではありませんってことで。
さてさて、久しぶりの映画レビューです。
画像が出てこなくて、ちょっと残念。
たまたま、今日レンタル店で見つけたのが、このビデオ。
Janet Jackson主演の、ちょうど10年前の映画です。
ちょっと手に取ってビックリ!!共演が2Pacじゃないですか!!
タイトルは聞いたことはあったけど、内容は全く知らないままに見ました。
星で言うと、4つですね☆☆☆☆。
私の基準で言うと、
5つ星→サイコー!!
4つ星→なかなかいいんじゃない??
3つ星→まあ、それなりに。見て損はない程度で。
2つ星→見なくてもいいかも。ちょっと時間の無駄。
1つ星→最低。
っていう感じです。
映画として見たときに、この映画に4つ星つける人は、とりあえず出演者の豪華さへの評価だと思います。
でも私はね、ストーリーとか全体を評価して4つという高得点だったんですよ(^^)。
とりあえず、映画全体に流れてる音楽が◎。
HipHopやR&Bのバラード中心だから、私としては当然ですね(笑)。
それと、黒人の方々の生活全般が、身近に描かれてて、大げさじゃなく共感できる感じが、かなりGOOD。
途中からいきなり、ロードムービーっぽくなるんですよね(笑)。
その中で、男女二組がケンカしながら、自分の気持ちに向き合うっていう過程も、なかなか自然な感じでした。
10年前のジャネットは、やっぱ若い!
兄妹だけあって、ホントにマイケルと似てますよね〜。
けっこうキュートな感じでね。
題名の「ポエティック」が示す通り、詩を書く女性の話です。
この詩がまたいい感じなんですよ。
等身大の自分を表現した感じで、クサさはないです(笑)。
こういう詩なら、自分も書いてみたいし、歌詞やラップのリリックにしてもアリかなと思いました(^^)。
で、2Pacですが、歌ったりラップするシーンは一切なし。
ホントに役者としてだけ、出てるんですよ。
役者としての評価は、正直、普通ですね(^_^;)。
彼はラップしてた方がカリスマ性出てるような気がします。
もちろん、故人として見ると、いろいろ郷愁は感じられるんですがけどね。
8マイルは、エミネム抜きでは考えられない映画でしたが、この映画は、2Pac共演でなくても成り立ったかなあ・・・という感想でした。
客寄せで、当時人気だった2Pacは必須だったのかもしれないけど、他の黒人俳優さん、たとえばデンゼル・ワシントンあたりでもOKだったかも(^^)。
総評としては、Janet Jacksonと2Pacファンは必見。
そうでない人は、お暇つぶし程度に・・・ですね。
青春ラブストーリーとして見るなら、悪くはないですよ(^^)。
暗く凄惨な気持ちになるような、ギャング映画ではありませんってことで。
映画感想「トゥームレイダー」
2004年6月27日 映画
DVD ジェネオン エンタテインメント 2002/03/22 ¥4,179 同名タイトルの大ヒットゲームをアンジェリーナ・ジョリー主演で映画化したアドベンチャー映画。トレジャー・ハンターのララ・クロフトが、失踪中の父の部屋から、古代秘宝のありかを示す鍵を手に入れ、その秘密を探る旅に出るというストーリーで、演技派のアンジェリーナが体を張ったアクションに挑戦。
アンジェリーナ・ジョリー主演作。
名前は知ってたんですけど、初めて見ました。
しかもTVで。吹き替え版で。
★つけるとしたら、三つくらいですかねー。
それなりに面白いし、見て損はなし、程度。
でもわざわざレビューを書こうと思ったのは、アンジェリーナのボディですかね(笑)。
バリバリ筋肉質。
でありながら、巨乳(笑)。
憧れです。
筋肉と巨乳。
それだけだーーーー!!(笑)。
アンジェリーナ・ジョリー主演作。
名前は知ってたんですけど、初めて見ました。
しかもTVで。吹き替え版で。
★つけるとしたら、三つくらいですかねー。
それなりに面白いし、見て損はなし、程度。
でもわざわざレビューを書こうと思ったのは、アンジェリーナのボディですかね(笑)。
バリバリ筋肉質。
でありながら、巨乳(笑)。
憧れです。
筋肉と巨乳。
それだけだーーーー!!(笑)。
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ダンススクール見学しました!
2004年6月5日 映画BBSにも書いた通り、昨夜、ダンススクールの初級HIPHOPクラスを見学してきました。
感想は「まあ、ついていけないこともないかな・・・」って感じでした。
私と娘は、ただ見学しただけで、実際に体を動かしたわけじゃないんだけど、
今朝になって、昨夜の振りってどういうのだっけ?ってふたりでおさらいしたら、
何とか思い出せたくらいだったので、なんとかなるかなあって。
甘い?(笑)
さすがに10代が多かったけどね(^_^;)。
中学生・高校生が6割くらい。
でも、社会人で30代らしき女性の姿もいて、ちょっとホっとしました(^o^)/。
最初の20分くらいはストレッチ、その後に簡単な体の動きでリズムを取って、
アップしてきたところで、振りを覚えるという感じでした。
先生は、20代後半らしき女性。
すごく小柄で華奢な体型なんだけど、やっぱ先生だけあって、体のキレがすごいですね。当たり前なんですが。
ただ、小さすぎて、振りが見えにくい(笑)。
後半、サポートで男の先生が入ったんだけど、さすがに男性の大きな体の方が、
振りが大きくて覚えやすいな・・・って思いました。
この先生は、ヒップホップじゃなくて、ジャズやバレエの専門の人みたいだけど。
終わった後、先生と少しお話しました。
ほとんどが初心者で始めるということ、年齢は幅広いので全く気にしなくていいこと
などをアドバイスいただきました。
「ガールズのクラスはどうでしょうか?」と聞いたら、
「そっちはかなりセクシーというか、腰をくねらせる踊りですけど」って言われました。
で、その後、サポートに入った男の先生ともお話しました。
どうやらこの人が、このスクールの代表者らしいです。
いきなり「バレエのクラスに来ませんか?」と言われました。
「へ?」と戸惑ってると、「シェイプアップなどを目的にした大人のバレエのクラスですごい楽しいんですよ」ってこと。
「いや、でも、私はヒップホップがいいんですよ。」って言ったら、
「そうなんですか?バレエっぽい感じですよ」って言われちゃいました(爆)。
うーん。私、昔からそうなんですけど、ワイルドな感じになりたいなと思って、
化粧濃くしたり、派手な格好をしても、なんかそうは見られないんですよ(泣)。
身長は高いし(170センチ)、ちょっと派手なカッコすれば目立つんだけど、
決してワイルドではないというか。
イイのか悪いのか、自分でも良くわからないんですが(^_^;)。
で、またその男の先生が畳み掛けるように「J-POPのクラスはどうですか?」だって。
「BOAとかの曲はどうですか?」って。
「うーん。ホントにバリバリのヒップホップがいいんです〜」って答えましたけど(^_^;)。
そしたらまた「ええー。見かけによらないなあ。」だって(爆)。
で、もしヒップホップがいいのなら、水曜日のクラスがいいですよって言われました。
「ワイルド系の人が少なくて、いい雰囲気なんですよ。」だって。
まあ要するに、私がヒップホップ好きには見えなくて、
ワイルド系の多いクラスだとやりにくいだろう・・・という印象だったから、
そこがベストらしいです(^_^;)。
でもね、気づいたんですが、女の先生も男の先生も、勧めるのは結局、自分のクラスみたい(笑)。
ガールズのクラスは、そこにはいなかった別の女の先生が担当なので、
誰もそこは勧めないんですよ(^_^;)。
でも、このスクールは月謝が安いんですよ。
パウダールームもロッカーもシャワーも、何もないんですが、けっこう安い。
ひとつのクラス選択だと、4000円とか4700円とか。
で、ナイトクラス(夜8時以降)のクラスならいつでも、どれでも受けられるという選択肢もあって、
これがなんと6300円。
これを選べば、ヒップホップ、ジャズ、エアロ、バレエ、何でも受講できるのね。すごくない?(笑)
実は、ちょっと前にバレエもいいなって思ったことがあって。
本格的に踊ろうってことじゃないんだけど、ストレッチ効果があると思ったし、
姿勢とか立ち姿がきれいになるかなって。
なので、バレエとヒップホップを両方やれちゃう「ナイトクラス」にちょっと心惹かれてます。
とりあえず、無料体験もできるみたいなので、もうちょっと見学したり体験してから、決めようと思ってます(^^ゞ。
でも、やっぱダンスはいいなあ♪
スポーツはすごく苦手だった私だけど、音楽があると体を動かすのも苦にならないような気がします。
あ・・・そういえば、娘と一緒に見学に行ったせいか、最初はみなさん、
娘が習うものだと思ったらしいです(^_^;)。
「え?ホントに娘さん?妹じゃないんですか?」と言った男の先生。
お世辞だとわかってて、ちょっと嬉しかったりする(爆)。
感想は「まあ、ついていけないこともないかな・・・」って感じでした。
私と娘は、ただ見学しただけで、実際に体を動かしたわけじゃないんだけど、
今朝になって、昨夜の振りってどういうのだっけ?ってふたりでおさらいしたら、
何とか思い出せたくらいだったので、なんとかなるかなあって。
甘い?(笑)
さすがに10代が多かったけどね(^_^;)。
中学生・高校生が6割くらい。
でも、社会人で30代らしき女性の姿もいて、ちょっとホっとしました(^o^)/。
最初の20分くらいはストレッチ、その後に簡単な体の動きでリズムを取って、
アップしてきたところで、振りを覚えるという感じでした。
先生は、20代後半らしき女性。
すごく小柄で華奢な体型なんだけど、やっぱ先生だけあって、体のキレがすごいですね。当たり前なんですが。
ただ、小さすぎて、振りが見えにくい(笑)。
後半、サポートで男の先生が入ったんだけど、さすがに男性の大きな体の方が、
振りが大きくて覚えやすいな・・・って思いました。
この先生は、ヒップホップじゃなくて、ジャズやバレエの専門の人みたいだけど。
終わった後、先生と少しお話しました。
ほとんどが初心者で始めるということ、年齢は幅広いので全く気にしなくていいこと
などをアドバイスいただきました。
「ガールズのクラスはどうでしょうか?」と聞いたら、
「そっちはかなりセクシーというか、腰をくねらせる踊りですけど」って言われました。
で、その後、サポートに入った男の先生ともお話しました。
どうやらこの人が、このスクールの代表者らしいです。
いきなり「バレエのクラスに来ませんか?」と言われました。
「へ?」と戸惑ってると、「シェイプアップなどを目的にした大人のバレエのクラスですごい楽しいんですよ」ってこと。
「いや、でも、私はヒップホップがいいんですよ。」って言ったら、
「そうなんですか?バレエっぽい感じですよ」って言われちゃいました(爆)。
うーん。私、昔からそうなんですけど、ワイルドな感じになりたいなと思って、
化粧濃くしたり、派手な格好をしても、なんかそうは見られないんですよ(泣)。
身長は高いし(170センチ)、ちょっと派手なカッコすれば目立つんだけど、
決してワイルドではないというか。
イイのか悪いのか、自分でも良くわからないんですが(^_^;)。
で、またその男の先生が畳み掛けるように「J-POPのクラスはどうですか?」だって。
「BOAとかの曲はどうですか?」って。
「うーん。ホントにバリバリのヒップホップがいいんです〜」って答えましたけど(^_^;)。
そしたらまた「ええー。見かけによらないなあ。」だって(爆)。
で、もしヒップホップがいいのなら、水曜日のクラスがいいですよって言われました。
「ワイルド系の人が少なくて、いい雰囲気なんですよ。」だって。
まあ要するに、私がヒップホップ好きには見えなくて、
ワイルド系の多いクラスだとやりにくいだろう・・・という印象だったから、
そこがベストらしいです(^_^;)。
でもね、気づいたんですが、女の先生も男の先生も、勧めるのは結局、自分のクラスみたい(笑)。
ガールズのクラスは、そこにはいなかった別の女の先生が担当なので、
誰もそこは勧めないんですよ(^_^;)。
でも、このスクールは月謝が安いんですよ。
パウダールームもロッカーもシャワーも、何もないんですが、けっこう安い。
ひとつのクラス選択だと、4000円とか4700円とか。
で、ナイトクラス(夜8時以降)のクラスならいつでも、どれでも受けられるという選択肢もあって、
これがなんと6300円。
これを選べば、ヒップホップ、ジャズ、エアロ、バレエ、何でも受講できるのね。すごくない?(笑)
実は、ちょっと前にバレエもいいなって思ったことがあって。
本格的に踊ろうってことじゃないんだけど、ストレッチ効果があると思ったし、
姿勢とか立ち姿がきれいになるかなって。
なので、バレエとヒップホップを両方やれちゃう「ナイトクラス」にちょっと心惹かれてます。
とりあえず、無料体験もできるみたいなので、もうちょっと見学したり体験してから、決めようと思ってます(^^ゞ。
でも、やっぱダンスはいいなあ♪
スポーツはすごく苦手だった私だけど、音楽があると体を動かすのも苦にならないような気がします。
あ・・・そういえば、娘と一緒に見学に行ったせいか、最初はみなさん、
娘が習うものだと思ったらしいです(^_^;)。
「え?ホントに娘さん?妹じゃないんですか?」と言った男の先生。
お世辞だとわかってて、ちょっと嬉しかったりする(爆)。
本日は映画「8マイル」の感想
2004年5月26日 映画
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント / ユニバーサル・ピクチャーズ 2003/09/26 ¥3,990 ヒップホップ界のスーパースター、エミネムが、彼自身の半自伝とも言えるドラマで映画初主演。全編、観る者を射抜くような鋭い眼差しで、役者としてもカリスマ性を発揮している。ヒップホップに興味がなくても、あるいは苦手でも、物語自体に共感でき、心にズシリと響く一作。
2日連続8マイルネタ・・・(笑)。
思い入れがそれだけ強いということで(^^ゞ。
昨日は音楽でしたが、今日は映画本編のことを書いてみようと思います。
不思議なもので、映画って、前評判が良かったり自分の中の期待度が大きければ大きいほど、面白くなかったりしませんか?(^_^;)
それと反対に、「つまんないだろうな」と思ってみると、それが期待以上だったときに、すごい印象に残るという傾向があるような気がします。
映画8マイルは、まさに後者でした。
ダンナが以前から見たがっていたのですが、貸し出し中が続き、なかなか見られず数ヶ月経過。
ある日、ようやくレンタル店で見つけて「ダンナが見たいだろう」と思って、他のソフトと一緒に私が借りてきたのが、この映画でした。
下のサントラレビューにも書いたように、私は全く期待してませんでした。
エミネムのことをあまり知らなかったせいもあるのですが、暴力とドラッグ描写が中心の、暗い映画だろう・・・という予測しか立てていなかったのです(^_^;)。
ところが、上の紹介文にもあるように、まず、エミネムの存在感がすごい。
何しろ私は、エミネムの外見さえ知らなかったのです。
なので、「え、この人がエミネム?役者さんじゃないの?」って思って、最初は戸惑いました。
それくらい、すごいカリスマ性というか、周囲を視線を釘付けにするような、圧倒的な存在感だったんです。
そして、所々に写る、デトロイトの町並みの退廃的なムード。
映像的にも惹きつけられたところに、キム・ベイシンガーが、エミネムの母親役として登場します。
セクシーではあるけれど、疲れ切ったアンニュイな表情が、デトロイトの町の雰囲気とマッチするような感覚。
そして、そこから這い出るために、ラップに青春をかける青年・Bラビット(エミネム)との対比が、すごくよく描かれているように思いました。
そして、最後のラップバトル。
この時点では、もう食い入るように見てました(笑)。
私はもともとHipHopという音楽にも興味があったのですが、そうでない人にとっても、この即興のラップでのやり取りには目を見張るものがあると思います。
ある人のレビューで、「ただの悪口合戦」としか思えなかった、というのがありました。
そう感じる人がいるのも事実だと思います。
でもじゃあ、アナタにそれができるの?って、私は思います(笑)。
普通の「悪口の言い合い」ならできても、ビートに乗せて、観客の支持を得るような「ウマイこと」が言えるかと言ったら、絶対に無理!!
もちろん、文化の違いもありますよね。
そもそも、日本には汚い罵り言葉自体が少ないし、それを言ったとしても「うまい!良く言った!」と思う土壌が、アメリカほどはないですものね(^_^;)。
でも私は、本当に「エミネムってすごい!!」って思って、ぶっちゃけ一目惚れ(笑)でした。
黒人中心のラップ音楽の世界で、これだけの人気を得たのは、やはり他を圧倒するスキルがあったからだと、改めて思いました。
それでも、この映画は、ラップバトルだけの単なる「有名ラッパー主演映画」ではなく、充分に若者の共感を得るヒューマン・ドラマになっていると思うのです。
エミネム・キムベイシンガーといった主演俳優の存在感ももちろんですが、アカデミー賞受賞監督であるカーティス・ハンソンの力量も大きいかな、と思います。
思い返してみれば、昔から、音楽映画にハマるクチでした(笑)。
80年代、ミッシェル・ファイファーの出世作グリース2。
ジョンコルトレーンの生涯を描いたバード。
アイルランドの若者の、バンドにかける青春を描いたザ・コミットメンツ。
これまたミッシェル・ファイファー演じる、ジャズ歌手の恋を描いた恋のゆくえ〜ファビュラス・ベーカー・ボーイズ。
どれも、印象に残る作品だったなー★
8マイルは、このリストに挙げた作品をも上回る、私にとっては、久々に心に響く音楽映画でした(^^)。
2日連続8マイルネタ・・・(笑)。
思い入れがそれだけ強いということで(^^ゞ。
昨日は音楽でしたが、今日は映画本編のことを書いてみようと思います。
不思議なもので、映画って、前評判が良かったり自分の中の期待度が大きければ大きいほど、面白くなかったりしませんか?(^_^;)
それと反対に、「つまんないだろうな」と思ってみると、それが期待以上だったときに、すごい印象に残るという傾向があるような気がします。
映画8マイルは、まさに後者でした。
ダンナが以前から見たがっていたのですが、貸し出し中が続き、なかなか見られず数ヶ月経過。
ある日、ようやくレンタル店で見つけて「ダンナが見たいだろう」と思って、他のソフトと一緒に私が借りてきたのが、この映画でした。
下のサントラレビューにも書いたように、私は全く期待してませんでした。
エミネムのことをあまり知らなかったせいもあるのですが、暴力とドラッグ描写が中心の、暗い映画だろう・・・という予測しか立てていなかったのです(^_^;)。
ところが、上の紹介文にもあるように、まず、エミネムの存在感がすごい。
何しろ私は、エミネムの外見さえ知らなかったのです。
なので、「え、この人がエミネム?役者さんじゃないの?」って思って、最初は戸惑いました。
それくらい、すごいカリスマ性というか、周囲を視線を釘付けにするような、圧倒的な存在感だったんです。
そして、所々に写る、デトロイトの町並みの退廃的なムード。
映像的にも惹きつけられたところに、キム・ベイシンガーが、エミネムの母親役として登場します。
セクシーではあるけれど、疲れ切ったアンニュイな表情が、デトロイトの町の雰囲気とマッチするような感覚。
そして、そこから這い出るために、ラップに青春をかける青年・Bラビット(エミネム)との対比が、すごくよく描かれているように思いました。
そして、最後のラップバトル。
この時点では、もう食い入るように見てました(笑)。
私はもともとHipHopという音楽にも興味があったのですが、そうでない人にとっても、この即興のラップでのやり取りには目を見張るものがあると思います。
ある人のレビューで、「ただの悪口合戦」としか思えなかった、というのがありました。
そう感じる人がいるのも事実だと思います。
でもじゃあ、アナタにそれができるの?って、私は思います(笑)。
普通の「悪口の言い合い」ならできても、ビートに乗せて、観客の支持を得るような「ウマイこと」が言えるかと言ったら、絶対に無理!!
もちろん、文化の違いもありますよね。
そもそも、日本には汚い罵り言葉自体が少ないし、それを言ったとしても「うまい!良く言った!」と思う土壌が、アメリカほどはないですものね(^_^;)。
でも私は、本当に「エミネムってすごい!!」って思って、ぶっちゃけ一目惚れ(笑)でした。
黒人中心のラップ音楽の世界で、これだけの人気を得たのは、やはり他を圧倒するスキルがあったからだと、改めて思いました。
それでも、この映画は、ラップバトルだけの単なる「有名ラッパー主演映画」ではなく、充分に若者の共感を得るヒューマン・ドラマになっていると思うのです。
エミネム・キムベイシンガーといった主演俳優の存在感ももちろんですが、アカデミー賞受賞監督であるカーティス・ハンソンの力量も大きいかな、と思います。
思い返してみれば、昔から、音楽映画にハマるクチでした(笑)。
80年代、ミッシェル・ファイファーの出世作グリース2。
ジョンコルトレーンの生涯を描いたバード。
アイルランドの若者の、バンドにかける青春を描いたザ・コミットメンツ。
これまたミッシェル・ファイファー演じる、ジャズ歌手の恋を描いた恋のゆくえ〜ファビュラス・ベーカー・ボーイズ。
どれも、印象に残る作品だったなー★
8マイルは、このリストに挙げた作品をも上回る、私にとっては、久々に心に響く音楽映画でした(^^)。
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